こんにちは。今日はわたしが実際に構築した「積立投資の自動化の仕組み」をご紹介します。
銀行から証券口座までの資金移動をすべて自動にすることで、手間なくコツコツ投資を続けられるようにしました。
なぜこの方法をとったのか?
わたしは給与の振込先を地方銀行に設定しており、クレジットカードの引き落としもそこから行っています。
つまり「生活のお金の出入り口は地方銀行」です。
一方で、投資は楽天証券で行いたいと考えていました。
しかし、地方銀行から楽天銀行に直接自動でお金を送る仕組みは手数料無料では作れませんでした。
そこで間に 住信SBIネット銀行 を経由させることで、
- 地方銀行から住信SBIへは「自動入金サービス」で無料
- 住信SBIから楽天銀行へは「定額自動振込」で無料
という流れを作り、すべて手数料ゼロで自動化することに成功しました。
わたしが作った自動フロー
- 地方銀行 → 住信SBIネット銀行
- 「住信SBIの自動入金サービス」を利用
- 毎月27日に銀行から2万円を自動引落し
- 手数料は完全無料、翌営業日に住信SBIへ反映
- 住信SBIネット銀行 → 楽天銀行
- 「定額自動振込サービス」を利用
- 毎月30日に2万円を楽天銀行へ自動送金
- スマプロランクの無料回数を使えば手数料無料
- 楽天銀行 → 楽天証券
- 「マネーブリッジ」で連携
- 楽天証券の積立設定に応じて自動引落し
- 手数料はもちろん無料

スケジュール感
- 27日:銀行から住信SBIへ(反映は翌営業日)
- 30日:住信SBIから楽天銀行へ
- 5日:楽天証券が自動で引落し
証券の積立日は1日ではなく5日に設定して、資金移動に余裕を持たせています。
これなら月末や休日が絡んでも安心です。
今はどう運用している?
実は今は楽天銀行に余剰資金があるため、楽天証券で毎週10万円の積立をしています。
この余剰金が尽きたタイミングで、毎月2万円の自動積立に切り替える予定です。
地方銀行ユーザーだけでなく大手銀行ユーザーも可能
ここで紹介した仕組みは「地方銀行だから必要」というわけではありません。
住信SBIの「自動入金サービス」は、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行といった大手銀行をはじめ、ほとんどの銀行に対応しています。
つまり、
- 給与振込先が大手銀行の人
- 地方銀行メインで使っている人
どちらでも、同じように「銀行 → 住信SBI → 楽天銀行 → 楽天証券」という自動積立の仕組みを作ることができます。
一般的に見てどうなのか?
メリット
- 投資を強制的に続けられる
自動化されているので「今月はやめようかな…」と迷う余地がなく、長期投資の成功に直結します。 - 完全に手数料ゼロ
銀行間の送金コストをうまく回避できていて、非常に効率的。 - 余裕を持った設計
あえて積立日を5日にしているので、休日や月末のズレでも安心です。
注意点
- ステップが多い
地方銀行 → 住信SBI → 楽天銀行 → 楽天証券と経由が多いので、人に説明すると少し複雑に見えるかも。 - サービス依存
住信SBIや楽天銀行のサービス内容が将来変わった場合は、再調整が必要。
総評
一般的に見ても、「手数料ゼロ&完全自動化」という点で非常に優秀な仕組みです。
初心者がよくやる「楽天カード決済で積立」より少し複雑ですが、給与口座を変えられない人や地方銀行・大手銀行をメインで使っている人にとってはベストに近い方法だと思います。
まとめ
- 給与口座や生活口座が地方銀行でも大手銀行でも、住信SBIを経由させれば楽天証券への積立を完全自動化できる
- すべて手数料ゼロで仕組み化できる
- 積立日は「5日」に設定しておくと資金移動に余裕ができて安心
- 一般的に見ても、長期投資を続けるうえでかなり優秀な仕組み
👉 地方銀行や大手銀行をメインに使っている方でも、楽天証券での積立投資を「完全放置」で続けたいなら、この方法はとてもおすすめです。
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