わたしの透明ライン|「好きな色は?」に答えられなかった理由

「好きな色はなんですか?」に答えにくかった

「好きな色は?」と聞かれて、答えに迷ったことはありませんか?
わたしはあります。周りの人が「赤!」「青!」と即答している中、わたしはどうにも答えにくくて…。
とっさに「透明かな」と言ってしまったこともありました。自分でも、なんだかしっくりこない答え方をしているなと思っていました。


違和感の正体

その違和感の正体に、最近やっと気づいてきました。
わたしは「赤そのものが好き」「青そのものが好き」というわけではなかったんです。

色そのもの=縦の線で考えると、どうしても答えが出ませんでした。
わたしが本当に好きなのは、**色のトーン(横の線)**だったんです。


わたしが好きなのは“トーン”

たとえば、ペールトーンが好き。
だから、赤でも青でも緑でも、そのトーンさえ合っていれば「好き」と感じます。

具体的に言えば、北欧カラーに多いくすみブルーや、グレーがかったグリーン、少し落ち着いたマスタードイエローなど。
そういう色味を見ると「あ、これだ」としっくりきます。


色だけじゃなく“質感”も大切

さらに、色だけでなく質感もわたしにとっては大事です。
ペンで書くよりも、色鉛筆で書くほうが好き。
同じ色でも、インクのはっきりした線より、鉛筆の柔らかな質感の方が心地よいと感じるからです。


透明ラインという基準

こうして考えてみると、「好きな色は?」と聞かれて答えにくかったのは、
わたしが縦の線(色そのもの)ではなく、横の線(トーンや質感)で好き嫌いを判断していたから。

だから、色を一つに決めることは難しかったんです。
わたしにとって大事なのは、透明ラインに沿っているかどうかでした。


心とのつながり

面白いのは、この「透明ライン」は色やインテリアだけの話ではなく、心の感覚にもつながっていることです。
透明ラインに沿っていないものが部屋にあると、心までザワザワして落ち着かなくなる。
逆に整っていると、気持ちもすっと安定するんです。


💡 わたしにとっての「好き」は、単なる色の好みではなく、透明ラインに沿っているかどうかで決まる。
これからは、この透明ラインをひとつの基準にして、暮らしや心のことを綴っていこうと思います。

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