【体験談】うつ病から双極性障害へ|リモートワーク中に感じた初期症状と小さな違和感

🌙 うつ

はじめに

うつ病と診断されてから、のちに双極性障害だとわかった私。
その最初のサインは「リモートワーク中の違和感」でした。

この記事では、うつ病・双極性障害の**初期症状として現れた“小さなサイン”**を、当時の状況とともにお伝えします。


憧れだったリモートワークに転職

「自分のペースで働けるようになりたい」
そんな想いから、わたしはリモートワークができる会社へ転職しました。

ところが、入社してすぐ同じ部署の方が退職。
その方の業務を引き継ぐことになり、本来フルリモートのはずが、週1回の出社が必要に。

さらにウェブデザイナーとして部署で1人きり。
デザイン以外の業務も次々と任され、理想としていた「ゆるく働けるリモートワーク」とはほど遠い現実でした。


チャットのやり取りが想像以上にストレスだった

リモートワークでは、コミュニケーションのほとんどがチャット。
便利なはずのツールが、わたしには小さなストレスの種になっていました。

「この言い方でよかったかな」
「怒ってないかな」

相手の顔が見えない分、反応がわからず不安に。
返信が来るまでの時間にどんどん悪い想像をしてしまい、仕事中も気持ちが落ち着きませんでした。

これは今振り返ると、HSP気質や自己肯定感の低さも影響していたと思います。


仕事が終わっても心が休まらない

その日のうちに返信がこないこともあり、
仕事が終わっても、心がずっと張り詰めたままでした。

「まだ返ってこないかな」
「何かまずかったのかな」

そんな不安を抱えたまま1日が終わり、
夜になっても頭の中で同じことをぐるぐると考えていました。


朝起きても疲れが取れなくなっていった

少しずつ、体にも変化が出てきました。
朝起きても疲れが取れず、眠ったのに体が重い。
気持ちも晴れず、パソコンを開くのが億劫になっていきました。

当時は「寝不足かな」「慣れてないだけ」と思い込み、
無理をして仕事を続けていました。

でも今思うと、それが心のSOSでした。


理想と現実のギャップ

それでも「自分で選んだ働き方だから」と、
頑張らなきゃという気持ちで自分を奮い立たせていました。

理想だったはずのリモートワーク。
けれど、実際は「誰にも頼れない孤独」と「常に誰かに見られているような不安」が重なり、
心が少しずつ疲弊していったのです。


まとめ|「なんだかおかしい」は心のサインかも

  • 返信が来ないだけで不安になる
  • 仕事が終わっても気持ちが休まらない
  • 朝起きても疲れが取れない

これらは、わたしにとっての最初の異変=初期症状でした。
もし今、同じように「なんだかおかしい」と感じている人がいたら、
それは“心が出しているサイン”かもしれません。

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